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TPP妥結年末以降 10月会合か [経済ニュース]

【TPP年内妥結困難】このニュースを三橋貴明氏が解説。【2013/12/11】


 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の妥結時期が早くても年末にずれ込むことが確実になった。カナダのオタワで開かれている参加12カ国の首席交渉官会合で「関税」や「知的財産権」など難航分野の調整作業が進まず、妥結の前提となる閣僚会合の今夏開催が見送りとなったためだ。

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 調整が遅れているのは交渉全体を主導する米国が11月に中間選挙を控えて妥結目標時期を先送りした影響が大きい。甘利明TPP担当相は11日、閣議後の記者会見で交渉の現状に言及し「首席交渉官会合後にただちに閣僚会合が開けるとはとても思えない」と語った。

 5月にシンガポールで開かれた閣僚会合では、次の閣僚会合までに政治判断を要する課題を大幅に絞り込むことで合意。今夏までの大筋合意を目指す米国の意向を踏まえ、関係国が6月以降、2国間などを含む集中的な事務レベル協議を重ねてきた。

 首席交渉官会合ではそれを踏まえて「難航分野」以外の溝を埋め、閣僚会合につなげることが最大の目的だったが、「案件が多く全てを解決するのはとても無理」(交渉筋)な状態。難航分野の最大の焦点である関税分野では日米協議の平行線が続き、知的財産権の扱いや国有企業改革をめぐっても先進国と新興国双方の妥協点が見えていない。【オタワ平地修、松倉佑輔】
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