セブン最高益 ファミマは減益 [経済ニュース]
セブン&アイ・ホールディングスが3日発表した今3-5月期の連結業績は、最終利益が前年同期比5・6%増の395億円と、2年連続で同期の過去最高益を更新した。国内のコンビニエンスストア、総合スーパー、百貨店はすべて増収増益だった。
売上高に当たる営業収益は7・9%増の1兆4721億円、営業利益は5・1%増の774億円と、いずれも3-5月期としては過去最高だった。
3-5月期は4月の消費税率引き上げをはさむ期間として注目されるが、セブン&アイは利益率が高いプライベートブランド(=PB、自主企画)商品の拡大や増税前の3月の駆け込み需要が寄与し、小売りの主要3業態とも営業増益を果たした。
国内コンビニ事業では、増税後に購買意欲の喚起を狙ってオリジナル商品の4割を入れ替えた結果、高価格帯のPB「セブンゴールド」やパック総菜などが好調だった。既存店売上高は3・6%増、営業利益も12・1%増の552億円と伸長。5月末時点の店舗数は2月末比303店増の1万6622店となった。今期は利幅が大きいカウンターコーヒーのマシンを増設、年間6億杯と3割強の拡販を見込む。
一方、総合スーパーのイトーヨーカ堂は、営業収益が3246億円と0・1%の微増だったが、安売りの抑制や衣料品売り場などのテナント化が奏功し、営業利益は7・7%伸ばし29億円とした。
百貨店のそごう・西武は営業収益2・9%増の1989億円、営業利益56・6%増の20億円。増税後の反動減が「駆け込み」に比べ小さくとどまった。
売上高に当たる営業収益は7・9%増の1兆4721億円、営業利益は5・1%増の774億円と、いずれも3-5月期としては過去最高だった。
3-5月期は4月の消費税率引き上げをはさむ期間として注目されるが、セブン&アイは利益率が高いプライベートブランド(=PB、自主企画)商品の拡大や増税前の3月の駆け込み需要が寄与し、小売りの主要3業態とも営業増益を果たした。
国内コンビニ事業では、増税後に購買意欲の喚起を狙ってオリジナル商品の4割を入れ替えた結果、高価格帯のPB「セブンゴールド」やパック総菜などが好調だった。既存店売上高は3・6%増、営業利益も12・1%増の552億円と伸長。5月末時点の店舗数は2月末比303店増の1万6622店となった。今期は利幅が大きいカウンターコーヒーのマシンを増設、年間6億杯と3割強の拡販を見込む。
一方、総合スーパーのイトーヨーカ堂は、営業収益が3246億円と0・1%の微増だったが、安売りの抑制や衣料品売り場などのテナント化が奏功し、営業利益は7・7%伸ばし29億円とした。
百貨店のそごう・西武は営業収益2・9%増の1989億円、営業利益56・6%増の20億円。増税後の反動減が「駆け込み」に比べ小さくとどまった。
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