白斑 自主回収1年も解決遠く [経済ニュース]
カネボウ化粧品(東京)が美白化粧品を使った顧客の一部で肌がまだらに白くなる「白斑」症状が出たとして、商品の自主回収を公表してから4日で1年となる。問題発覚後、カネボウは親会社の花王と二人三脚で安心・安全の確立に取り組んできた。しかし、症状が改善しない顧客による訴訟が続くなど、信頼回復は遠く、白斑問題の解決は道半ばだ。
これまでにカネボウが症状を確認した利用者は、5月末時点で約1万9000人で、このうち約4000人は治療の長期化が見込まれている。このため、6月には、これまで症状回復時に支払う考えだった補償金を、状況に応じ一部先払いする方針を発表した。
しかし、肝心の白斑が発症する仕組みが解明されていないほか、東京や静岡などで被害者による訴訟が起きるなど状況は大きくは改善していない。
これまでにカネボウが症状を確認した利用者は、5月末時点で約1万9000人で、このうち約4000人は治療の長期化が見込まれている。このため、6月には、これまで症状回復時に支払う考えだった補償金を、状況に応じ一部先払いする方針を発表した。
しかし、肝心の白斑が発症する仕組みが解明されていないほか、東京や静岡などで被害者による訴訟が起きるなど状況は大きくは改善していない。
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